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| 科目一覧へ戻る | 2026/03/18 現在 |
| 科目名/Course title | フランス文学研究A/French Literature (A) (Research) |
|---|---|
| 担当教員(所属)/Instructor | 辻川 慶子 (文学部フランス語フランス文学科) |
| 授業科目区分/Category | 修士 フランス語フランス文学専攻専門科目 |
| 授業形態/Type of class | 演習 |
| 開講期/Semester | 2026年度/Academic Year 前期/SPRING |
| 開講曜限/Class period | 水/WED 3 |
| 対象所属/Eligible Faculty | 大学院文学研究科修士課程/Graduate School of Liberal Arts,大学院文学研究科博士課程(後期)/Graduate School of Liberal Arts,大学院文学研究科博士課程(前期)/Graduate School of Liberal Arts,大学院文学研究科博士課程(後期)言語・文学専攻/Graduate School of Liberal Arts Department of Language and Literature |
| 対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 |
| 単位数/Credits | 2 |
| 副題 /SubTitle |
19世紀フランスにおける大衆文化とメディアーデュマ『モンテ=クリスト伯』を中心に |
|---|---|
| 授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
この授業では、19世紀フランスにおける大衆文化とメディアの問題を取り上げます。19世紀フランスにおいて、文学がどのように生産され、流通し、読まれていたのか。書籍のみならず、新聞・雑誌・大衆的刊行物などのいかなるメディアが、どのように流通していたのか。そして社会の中で「文学」「大衆文化」はどのような位置を占めていたのか。こうした大衆文化とメディアの問題を考えるために、今年度はアレクサンドル・デュマの長篇小説『モンテ=クリスト伯』を取り上げたいと思います。 日本では『岩窟王』の名でも知られる『モンテ=クリスト伯』(1844-46年)は、すべてを失った男エドモン・ダンテスの壮大な復讐劇で、その背景には19世紀の復古王政と百日天下などの政変、政界・金融界の変動、マルセイユや地中海の航海生活、パリ社交界の華やかな交際が描かれます。冷徹な復讐劇という物語ながら、ダンテスをはじめとする登場人物の魅力と息もつかせぬ展開に圧倒されます。そうした物語や登場人物のキャラクターの魅力、物語の背景となる社会や暮らし、同時代の掲載メディア、後世のリメイクやメディア横断にも目を向けて、『モンテ=クリスト伯』を読みたいと思います。 |
| 授業概要 /Course description |
授業では、最初の30分程度で、19世紀フランスの大衆文化とメディアを中心とした基礎知識の講義を行います。後半の1時間程度では、発表とディスカッションを行います。『モンテ=クリスト伯』の担当箇所についてテクスト解釈をしていただきます。発表担当者以外も、毎回必ず発言を求められますので、事前に入念な予習をした上で授業にのぞんでください。 |
| 授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回 導入(1)19世紀フランスにおける大衆文化とメディア 第2回 導入(2)アレクサンドル・デュマ『モンテ=クリスト伯』 第3回 大衆小説:日刊紙と新聞連載小説 第4回 19世紀フランスの歴史とフィクション 第5回 『モンテ=クリスト伯』とナポレオン 第6回 ロマン主義時代の牢獄 第7回 19世紀フランスの発明と投機 第8回 19世紀フランスにおける教育(1) 第9回 19世紀フランスにおける教育(2) 第10回 オペラ座と『悪魔のロベール』 第11回 亡命者とオリエンタリスム(1) 第12回 亡命者とオリエンタリスム(2) 第13回 リライトとアダプテーション(1) 第14回 リライトとアダプテーション(2) 第15回 まとめと評価 *進度は履修者の関心などによって変更することがあります。 |
| 準備学習・履修上の注意 /Notices |
授業では、『モンテ=クリスト伯』の抜粋について、担当者にテクスト解釈をしていただきます。事前に小説を読み進めておいてください。また、授業によっては、各自が手元にパソコンまたはタブレットが必要な場合があります。パソコンの貸出方法など、詳しくは初回に指示をします。各回の授業外学習時間はおよそ4時間と想定されます。 |
| 教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 配布プリント 【参考書】 アレクサンドル・デュマ『モンテ・クリスト伯』(山内義雄訳、岩波文庫、1956年、全7巻) アレクサンドル・デュマ『モンテ=クリスト伯爵』(西永良成訳、平凡社ライブラリー、2024年、全5巻) アレクサンドル・デュマ『モンテ=クリスト伯爵』(前山悠訳、光文社古典新訳文庫、2025年、全6巻) |
| 成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 文献調査と口頭発表(50%)、期末レポート(50%) 【評価基準】 事前の文献調査を適切に行っているか、調査を踏まえて論理的な口頭発表ができているか、他人の口頭発表に対して適切に積極的なコメントができているか、適切な構成と論理を備えたレポートが書けているかを評価します 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 授業中のコメントやmanabacourseなどを通じてフィードバックを行います。 |
| 備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 【グループワークを取り入れている】 【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】 【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diplomapolicy/