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| 科目一覧へ戻る | 2026/03/18 現在 |
| 科目名/Course title | 日本語教育研究AⅠ/Teaching Japanese a Foreign Language (A) Ⅰ (Research) |
|---|---|
| 担当教員(所属)/Instructor | 木村 義之 (文学部国語国文学科) |
| 授業科目区分/Category | 修士 国語国文学専攻専門科目 |
| 授業形態/Type of class | 演習 |
| 開講期/Semester | 2026年度/Academic Year 前期/SPRING |
| 開講曜限/Class period | 金/FRI 2 |
| 対象所属/Eligible Faculty | 大学院文学研究科修士課程/Graduate School of Liberal Arts,大学院文学研究科博士課程(後期)/Graduate School of Liberal Arts,大学院文学研究科博士課程(前期)/Graduate School of Liberal Arts,大学院文学研究科博士課程(後期)言語・文学専攻/Graduate School of Liberal Arts Department of Language and Literature |
| 対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 |
| 単位数/Credits | 2 |
| 副題 /SubTitle |
近現代日本語の語彙・語法・表記の研究 |
|---|---|
| 授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
明治以降、日本語の漢語は激増し、漢語が日本語の中で果たす役割、位置は大きくなる。漢語の中には、中国語で使われた意味を保持するもの以外に、明治以降に出現し、使用される漢語は近代日本語の中で、新漢語と呼ばれ、日本語としての意味を獲得したものや、日本で造語した漢語がある。また、翻訳の対象となる外国語・外来語にも注目する。20世紀に入ると、こうした漢語は外来語の使用も次第に安定してくるが、やはり現代語とは異なる様相を呈する。社会の変化に応じて出現する新語も見られる。 また、今日の目から見れば、聞き慣れない語法、目にすることが稀な語形や用法も指摘することができる。さらには、今日出版されている文庫本などは総ルビを整理してパラルビにしたり、読みやすさに配慮して原表記に手を加えたりすることも少なくない。こうした100年ほど前の大衆的な小説を対象として、当時の日本語の実態を多角的に考えていきたい。 |
| 授業概要 /Course description |
本授業では、江戸川乱歩の短編を対象とし、20世紀前半の表記、語や慣用句の意味、および語法の調査し、考察を加える。調査にあたっては、文庫本と初出雑誌の本文を対照させ、異同を発見しつつ、問題点を探っていく。 また、ほかにも近代の国語辞書、対訳辞書なども資料として観察する。 |
| 授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
学期の始めと終りは担当教員が講義を行い、それ以外は学生の調査発表と討議によって行う。 (1) 日本語の近代とは (2) 20世紀初頭の日本語表記 (3) 20世紀初頭の漢語と外来語 (4) 今日の目から見た20世紀初頭の語法 (5)〜(14) 乱歩作品の表記・語彙・語法に関する調査・発表 (15) 前期のまとめ |
| 準備学習・履修上の注意 /Notices |
・20世紀前半の、少し古めかしい日本語を読みながら、そこから問題点を見い出し、現代日本語との差異を学んでほしい。 ・受講生は電子テキストやインターネットからも情報を検索してもらうので、テキストデータの扱いやコーパスの扱いについて、基本を知っておいてほしい。 ・できれば、エクセル(表計算ソフト)についても基本的な操作を知ってほしい。 ・毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。各回の授業外学習時間(予習・復習)には4時間程度かかると想定される。 |
| 教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 江戸川乱歩著・千葉俊二編『江戸川乱歩短篇集』 (岩波文庫) そのほか、『新青年』など、初出雑誌のコピーを用いる。 【参考書】 森岡健二『近代語の成立(語彙編)』(明治書院) J・C・ヘボン『和英語林集成(第三版)』(講談社学術文庫) 荒川惣兵衛『角川外来語辞典 第2版』(角川書店)など。 |
| 成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 発表50%・授業への参加態度20%・リポート30%を目安とし、総合的に判断する。 【評価基準】 授業時の発表が、十分な調査に基づいているか、レポートが授業の内容を咀嚼した上で自分のことばでまとめられているか、これらを総合的に判断した結果、60%を以上をもって、合格とする。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 manabacourseを通じて行う。 |
| 備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diplomapolicy/