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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2026/03/18 現在

科目名/Course title 図書館制度・経営論/Study of Library System/Management
担当教員(所属)/Instructor 中川 恭一 (全学基盤教育部門ライフ・リテラシー教育センター)
授業科目区分/Category 司書に関する科目 
授業形態/Type of class 講義
開講期/Semester 2026年度/Academic Year  後期/AUTUMN
開講曜限/Class period 月/MON 5
対象所属/Eligible Faculty
対象学年/Eligible grade 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
副題
/SubTitle
現代の公共図書館の置かれた立場を法制度からの側面と、サービス面での側面とから考察します。とりわけ、サービスにおけるリスク管理と、図書館基本計画の策定を軸にして、住民サービスをどのような仕組みが支えているのか、社会的な使命とは何かを、より現場からの視点を中心に解明し、知ることができます。
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
(1)公共図書館でのさまざまな実践を紹介しながら、図書館サービスを支える制度面およびマネジメントに徹した図書館経営論を学ぶことができます。
(2)図書館サービスにおける「リスク管理」とは何か、リスクを回避するための方策についてともに考え、広く図書館の存在を見直すことができます。
(3)図書館現場でのサービスを支えるのは、図書館が目指すべき方向性を決め、具体的な行動を考える「図書館基本計画」が最も大きなウェイトを占めます。さまざまな事象に対して、図書館経営の論点を見出すことができます。
授業概要
/Course description
図書館のすべての機能を効率的に維持・発展させるための図書館経営の実際を、図書館に関わる法体系、図書館の機能、サービス、運営、事業計画・評価等について学習します。
公共図書館のマネジメントサイクルにおける基礎的な知識の習得を目的とします。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
第1回:図書館制度・経営論概説
概要:東日本大震災での被災資料レスキュー活動の記録から、資料保存と利用について考察します。
第2回:図書館に関する法体系(1)図書館法
概要:図書館の歩みと図書館法を理解します。
第3回:図書館に関する法体系(2)憲法と図書館法
概要:教育関係法規、自治法関係法規における憲法と図書館法を理解します。
第4回:図書館に関する法体系(3)条例と規則
概要:図書館の設置について定めた条例と、より具体的な内容を示した規則との関係をグループディスカッションを通じて
理解します。
第5回:図書館に関する法体系(4)教育委員会、その他の関係法
概要:教育委員会の位置づけと、関係法と図書館の関りを理解します。
第6回:職員と組織、議会との関り
概要:自治体職員の任務と目標、図書館の組織、館長の仕事について理解し、議会との関わりについて学びます。
第7回:図書館の自由
概要:図書館の自由とは何か、市民と利用者への使命を考えます。
第8回:図書館のリスク管理
概要:図書館サービスの弱点を探りながら解決策について考えます。
第9回:図書館資料の予約と貸出し
概要:図書館サービスの実際を学びながらグループ討論で問題点をあぶり出します。
第10回:施設と望ましい建築
概要:理想とする図書館の平面図を作成しながらサービスとの関係について理解します。
第11回:図書館資料の利用と保存
概要:図書館資料の保存についての歴史を振り返りながら、利用と保存についての考えを深めます。
第12回:事業計画と評価(1)
概要:図書館基本計画と年度ごとのサービス計画、事業評価について理解します。
第13回:事業計画と評価(2)
概要:図書館基本計画と事業評価の関係について、事例を交えて理解を深めます。
第14回:試験とまとめ
第15回:試験のフィードバック
準備学習・履修上の注意
/Notices
出席者には、毎回、授業の内容に関する質問あるいは意見、感想およびアンケートの提出を求めます。
提出された質問や意見、アンケートをもとに授業内で適宜公表し、グループでの討論結果を、議論の材料として活用します。 
各回の授業外学習時間(予習・復習)には、各2時間(計4時間)程度かかると想定されます。

【授業外学修の内容】
毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。
毎回、manaba courseで授業の振り返りを行います。授業での疑問点、不明点、感想を求めますので積極的に発信すること。また、返信内容については、加点対象とします。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書/Text books】
特に使用しない。前半の「図書館制度論」では、最初に法令集のプリントを配布するほか、教員が毎回、資料をプリント配布する。
【参考書/Reference books】
嶋田学 伊東直登著『図書館を経営するということ』 青弓社 2025年9月 ISBN:978-4-7872-0090-7
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法/Evaluation】
期末試験(60%)、レポート2回(30%)、事前予習課題の発表やグループワークを通しての授業への貢献度及びmanaba courseでのリアクションペーパーの内容も加点対象とし(10%)評価する
【評価基準】
試験:授業で扱ったテーマに関する問題に解答できる。
レポート:授業で扱ったテーマを理解し、持論を展開できる。
授業への貢献度:授業に使用する課題の発表やグループワーク、リアクションペーパーへ積極的に参加している。
【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】
毎授業の冒頭に前回のリアクションペーパーへの意見についてコメントを返す。試験を採点後返却し、解答の解説を行う。
備考
/Notes
この授業は、司書資格を持つ公共図書館長経験のある教員による授業であり、図書館の現場での実情や館長の仕事など、司書資格者の実践的授業を行うものです。
この授業には、グループワーク、発表(プレゼンテーション)を取り入れています。

科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diplomapolicy/

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