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| 科目一覧へ戻る | 2026/03/18 現在 |
| 科目名/Course title | 身体を考える/Body Studies |
|---|---|
| 担当教員(所属)/Instructor | 今村 優子 (全学基盤教育部門ライフ・リテラシー教育センター) |
| 授業科目区分/Category | 共通科目 |
| 授業形態/Type of class | 講義 |
| 開講期/Semester | 2026年度/Academic Year 前期/SPRING |
| 開講曜限/Class period | 金/FRI 3 |
| 対象所属/Eligible Faculty | 文学部国語国文学科/Faculty of Liberal Arts Department of Japanese Language and Literature,文学部フランス語フランス文学科/Faculty of Liberal Arts Department of French Language and Literature,文学部英語英文学科/Faculty of Liberal Arts Department of English Language and Literature,人間総合学部児童文化学科/Faculty of Human Studies Department of Children's Culture,人間総合学部発達心理学科/Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology,人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
| 対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
| 単位数/Credits | 2 |
| 副題 /SubTitle |
女性のライフステージと健康:SRHRから医学・社会制度・テクノロジーまで、100年人生を自分らしくデザインする |
|---|---|
| 授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
女性の社会参画に伴う晩婚化、生殖補助医療の発展、少子高齢化など、女性を取り巻く社会環境は大きく変化しています。また、平均寿命と健康寿命の差(日常生活に制限のある期間)は、2022(令和4)年時点で男性8.49年、女性11.63年と大きく、人生100年時代をいかに健やかに過ごすかが重要なテーマとなっています。 女性には、がんや心臓血管系疾患など男女共通の健康問題以外にも、月経、妊娠・出産、更年期など、女性ホルモンの変動に伴う女性特有の健康課題があります。現代女性は出産回数の減少により生涯の月経回数が増加しており、それに伴い月経困難症や月経前症候群(PMS)、子宮内膜症などの疾患リスクも高まっています。また更年期以降のホルモンの急激な減少は、心身に大きな影響を与えます。 本授業では、女性ホルモンが心身に与える影響や、ライフステージ(思春期・成熟期・更年期・老年期)ごとの健康課題について専門的な知識を深めます。 最終的に、学生自身が自分の身体の仕組みを理解し、将来のライフプランや健康管理について主体的に考え、選択できる力(ヘルスリテラシー)を身につけることを目標とします。 |
| 授業概要 /Course description |
セクシュアルリプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR:性と生殖に関する健康と権利)とは、自分の身体や性、生殖に関することを自分で決め、守ることができる権利です。「リプロダクティブ・ヘルス」は、単に病気がないだけでなく、身体的・精神的・社会的に良好な状態を指し、「リプロダクティブ・ライツ」は、産む・産まない、いつ・何人子供をもつかなどを自分で決める権利を指します。 本授業では、このSRHRの概念を基盤とし、思春期から老年期へと移り変わる女性のライフステージと、それに伴って直面する様々な健康課題について、医学的・社会的側面から学びます。 |
| 授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:オリエンテーション 第2回: SRHR(性と生殖に関する健康と権利)と身体の自己決定権、「同意」の合意形成 第3回:性的バウンダリーの尊重とデートDV:対等な関係を築くために 第4回:女性ホルモンと月経のメカニズム:月経困難症、PMS、更年期症状の基礎知識 第5回:妊娠と出産のプロセス 第6回:産後の心身の変化と社会課題:産後うつ、孤立育児、虐待防止への支援 第7回:性感染症、避妊、予期せぬ妊娠:自分とパートナーを守る選択 第8回:生殖補助医療の現状:卵子の老化、不妊治療の可能性と課題 第9回:女性特有のがんと予防医学:子宮頸がん・乳がん検診、HPVワクチン 第10回:現代のボディイメージと健康:若年女性の「痩せ」と摂食行動 第11回:老年期の健康とQOL:健康寿命を延ばすための備え 第12回:社会制度と女性の健康:女性活躍を支える法的・政策的支援 第13回:ライフプランニングとキャリア:人生100年時代の生き方とプレコンセプションケア 第14回:ヘルス・テクノロジーの未来:フェムテックを活用した女性の健康支援 第15回: 総括:私の「ライフ・ヘルス・デザイン」 |
| 準備学習・履修上の注意 /Notices |
毎回の授業の振り返りを行い、授業において指示した課題を行ってください。 授業外学習時間(予習・復習)は4時間程度です。 |
| 教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 なし 【参考書】 授業内で指示します |
| 成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 ・レポート課題1回(50%) ・グループワークへの参加度(30%) ・授業への参加度(20%) 【評価基準】 ・レポート:授業で扱ったテーマを理解し、適切な課題設定ができている。また、序論、本論、結論の構成に沿ってレポートを作成している。 ・グループワーク:グループ活動へ積極的に参加している。 ・授業への参加度:リアクションペーパーを記載し、提出している。積極的に発言し、授業へ参加している。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 ・リアクションペーパーについては翌週授業時にフィードバックを行います。 ・レポートについてはmanabacourseを利用し、フィードバックを行います。 |
| 備考 /Notes |
・この授業は、グループワークとプレゼンテーションを取り入れています。 ・この授業は助産師として臨床経験があり、またイギリスの大学院にて公衆衛生学修士課程を履修し、医療政策のシンクタンクにて調査研究・政策提言の実務経験のある教員による授業です。医学的な知識のみならず、現代日本における女性の健康を取り巻く実態や政策の動向も踏まえ、実践的授業を行います。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diplomapolicy/